つむぐ

写真が好きです。

1/12とi-D。

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撮影:2018/09

12枚しか撮ってないうちの1枚。

もともとのWBはくもりで
カラーバランスでR+8、B+3してみた。
つまりちょっとマゼンダをかけてる。
あと、「50%グレーで塗りつぶし」もかけた。(←これ、いまだによく分かってない)

それが正解なのか間違いかどうかは知らない。
そもそも写真に正解も間違いもないけどね。
もし「間違い」と批評されたとしても最終的には好きに楽しめば良いよね?
(かっこ悪い言い訳)


そうそう、「i-D JAPAN」(NO.6)という雑誌、もう見ました?

www.magazine-data.com


どんな雑誌か中身をまったく知らないまま、
表紙を撮影したのが長島有里枝さんだと知って
本当にそれだけでつい買っちゃったのだけど
いざページをめくってみると、この雑誌のコンセプトと問題定義がなかなかすごい!

この号は女性のフォトグラファーやモデル、スタイリスト、執筆者で制作されたようで。
まだ全部は読んでないんだけど最初のほうにコンセプトを説明してるページがあって
その一部を抜粋すると

たとえば、写真や映画などのビジュアル表現にかかわる男性クリエイターの多さ、そして、そこから生まれる「物差し」に対する疑問です。ビジュアル表現の良し悪しはどう決まるのか?それを判断する審美眼はどうやって育まれるのか?それまで目にしてきたものの蓄積?評論家、批判家たちによる言説?一見ニュートラルに見える「美しさ」や「格好良さ」は、もしかするとずいぶん偏ったものなのかもしれない。私たちの目にはきっと女性のクリエイションが足りていない。

と書いてあって
「そうかもしれない!、そうかもしれない!」と衝撃を受け、改めて考えてる。
そしてそのインパクトが強すぎて、このページから先へなかなか進まない状況で…。

それでも、写真だけはパラパラっと全部流し見たのだけど、なんというか、確かに男性の視点で撮った写真とはどこかしら違う気がする。
モデルさんが着てる服やメイクも
撮影のための演出(撮影場所とか光とか構図とか)も
モデルさんの表情も。

かわいらしい写真もあるんだけど、その中にも強さを感じるというか…。
とにかく強い。パラパラ見ただけでしんどくなってくるくらい。
わたしにはうまく言語化できないのだけど。


この雑誌、
石内都さんのインタビュー記事も載ってたり(まだ読んでないけどこれは絶対読む予定)
女性だけでなく男性も「写真」を考える上で参考になるかも。