つむぐ

写真が好きです。

プリントのWSに参加してきた話。

ちょっと前の話になるんですが、プリントのワークショップに参加してきました!


写真データを持ち込み、それを講師の方のアドバイスのもとに紙を選んだりプリントしたりしていくというWS。


いろんな紙が用意されていて、
1枚単位で購入可能とのことだったので
ポートフォリオにまとめていくにあたり
いろんな紙に試しにプリントしてみて
最終的にどの用紙にプリントするか決定できたらな、と思って。


当日、どれだけプリントできるか分からないから
たくさん写真データを持って行ったけど
結局プリントに使用したのはたったの2枚。


この2枚をいろんな種類の紙にプリントして比較しました。

f:id:ytamago:20181223091559j:plain


f:id:ytamago:20181223091607j:plain


なんでこの2枚にしたかというと、
同じテーマで撮影したものだけど全然タイプが違うから。
どっちをプリントしてもしっくりするような用紙を選びたかったんです。

今回試してみた用紙
・キャンソン プラチナ・ファイバー・ラグ
・キャンソン ベラン・ミュージアム・ラグ
・ハーネミューレ フォトラグ サテン
・ハーネミューレ フォトラグ バライタ
・ハーネミューレ トーション
・ピクトラン 局紙バライタ

です。

どれも良い紙です。でも紙によって特徴が全然違うんです。
黒のしまりがしっかりしている用紙もあれば
ふわっと柔らかい印象に仕上がる用紙もあって。


結局はその人の好み!
「どんな作品にしたいか」という出来上がりのイメージに合わせて
どの紙にするかを決めることになりますよね。


最終的にわたしが下した結論は「ハーネミューレ トーション

www.hahnemuhle-jetgraph.jp


実は、最初からトーションが気になっていたんですよねー。
結果的に初志貫徹。
以前トーションにプリントされた作品を拝見したことがあり
わたしの写真をプリントしてみたらどうなるんだろう、と興味があったんです。


でもさ、なんせ高いのよ!(25枚で5,600円弱)
これをさ、自分で買ってさ、
いきなり自宅でプリントするのは勇気がいるじゃないですか。
どんくさいわたしのことだから、どうせ設定をまちがえて失敗したりするじゃん??
しかも、プリントしても「なんか違うな」「思ってたのと違う」ってなったら、
せっかく買ったのに
また別の紙を買わなきゃいけなくなるかもしれないじゃん??


だから、このWSでいろんな紙を試すことができて
それでも
「やっぱりトーション!」と確信がもてたので
参加してみて本当に良かったです。


だけど実際にテーブルに用紙の違うプリントを並べて
比較してみると迷うわけですよ。
「やっぱりトーション!」と思いつつも、他の紙の選択肢も捨てがたく
なかなか決断ができません。
「いっぱいありすぎてよく分からない」とウンウンうなりながら迷っていたわたしに
講師の先生も「トーションがいいんじゃないか」と言ってくれて
やっと決断できました。


こういう時、客観的な他者の意見、
しかも経験豊かな方の意見をいただけると、本当に嬉しいですよね。
わたし1人で考えても正解がない迷路に迷い込むだけなので。


さぁ、用紙は決まった!
あとはそれにプリントする写真のセレクト&仕上げだ!(それが一番重要…


このWSを通じて、プリントのやり方についてたくさん発見がありました。
いろんなことを教えてもらったので、また別の機会に書けたら書きますね!


ytamago.hatenablog.com